朝、子供が「腕がかゆい!」というので、
見てみると、ブツブツとじんましんのようなものが。
アレルギー?蕁麻疹?虫刺され?
素人の私にはよくわからなかったですが、
時期的に、チャドクガの時期であることと、
最近息子が、虫採りに夢中になっていることを考えると、
やっぱりチャドクガの可能性が高いと思いました。
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病院での診断と処方
病院での診断は、やはり「チャドクガ」によるもの。
アレロックと抗生物質の塗り薬を処方してもらいました。
刺されてから1日よりも
2日に首に
3日目には、足の膝の裏にも
湿疹が出てきました。
徐々に広がっていくので、ちょっと心配でしたが、
広がるのは3日までで、そのあとは、炎症も治まり、痒みも引いていくみたいでした。
チャドクガってどんな症状?
一部のチョウやガの幼虫(ケムシ)には、有毒毛をもっているものがあり、
そのケムシに触れることによって、皮膚炎が生じます。
有毒毛には、主に毒針毛(どくもうしん)と毒棘(どくきょく)があります。
ドクガやチャドクガには、毒針毛があり、イラガ、ヒロヘリアオイラガの幼虫には、毒棘があります。
チャドクガの、長さ0.1~0.2mmの小さな毒針毛があり、幼虫一匹に数十万本以上が密生していて、
これに触れると、激しい痒みを伴い、赤い発心が多発します。
首やうでに手中して生じるのが特徴で、掻くことで増加してしまいます。
都心部や市街地では、ツバキやサザンカにつくチャドクガの幼虫の被害が多く、強風に毒針毛が運ばれて、発症するケースもあります。
息子の場合は、友達が息子の虫取り網で、チャドクガを集めて遊んでいたそうです。
チャドクガは、網の中にはいなかったのですが、毒針毛が網に残っていたみたいで、その虫取り網に触れた息子が、発症してしまいました。
チャドクガに刺されたときの治療法
治療法は、ステロイド外用剤とかゆみ止め(抗ヒスタミン剤)の内服が一般的のようです。
ただ、この治療は、あくまでも現在の皮疹を抑える目的なので、
駆除対策や服についた有毒毛を除去しなければ、また、発生してしまいます。
刺されたときの応急処置
チャドクガの有毒毛に触れた場合は、テープなど用いて、皮膚についた有毒毛を取り除いて、よく泡立てたセッケンとシャワーで洗い流すことで被害を最小限にとどめることができるそうです。
チャドクガの被害にあったときの洗濯は?
ドクターに聞いたところ、「普通に洗濯してもらって大丈夫です。」と言われたのですが、
その時に着ていた服は、念のため、手袋をして、よく手洗いした後に、
他の服と洗濯機に入れました。
また、布団も念のため、掃除機をかけるのなどの対策をして、なるべく、有毒毛を残さないような対策をしました。
そこまで対策をしたのですが、翌日、私にも、有毒毛がついたみたいで、腕に軽い湿疹がでました。
息子についていた、チャドクガの有毒毛に私も触れてしまったのかもしれません。
でも私はひどくならず、翌日には、湿疹が治まっていったのでよかったです。
目に見えないチャドクガの有毒毛は、本当にやっかいですね。