サザエさんのオープニングにも出ていた等々力渓谷

サザエさんの作家、長谷川町子は、世田谷出身なんですねー。
オープニングの歌と共に出てくる名所には、 世田谷の人気スポット、世田谷の唯一の渓谷「等々力渓谷」や馬事公苑など が紹介されていました。

今回、サザエさんのオープニングにも登場した等々力渓谷に行ってきました。
等々力渓谷は、世田谷のパワースポットとも言われているようです。

等々力渓谷は、大井町線等々力駅から南へ歩いて3、4分。
ゴルフ橋から、螺旋(らせん)階段を下りていくと、
谷沢川の流れにそって道があり、不動の滝へと続いています。

~上記写真の説明文の内容~
等々力渓谷の公園
等々力渓谷、武蔵野台の南端に位置する延長約1kmの渓谷です。
谷沢川が多摩川と合流する手前で、多摩川が形成した河岸段丘、
いわゆる国分寺崖線の侵食によってできた、東京都区内でもめずらしい
渓谷として知られています。
「等々力」の地名は、渓谷内の「不動の滝」の音が響き渡り、「轟いた」
ところからついた、と言い伝えがあります。滝の上部には、
平安時代に役の行者の霊場とされた等々力不動尊があり、かつては、この滝に
うたれて行をする修行僧が各地から訪れたといいます。
 渓谷内には、「等々力渓谷第3号横穴古墳」があります。
これは、谷沢川の東斜面の崖に群集されている横穴のひとつで、古墳時代末期から
奈良時代のものと推定されています。
この渓谷は、昭和8年(1933年)、国から風致公園として指定されていました。
世田谷区では、昭和49年(1974年)に渓谷の河川と斜面地の一部を
風致公園として開園しました。
 等々力渓谷では、四季折々の多くの植物や生物をみることができ、
都会とは思えないような自然に触れることができます。
~説明文おわり~

少し道が狭く、道を譲り合って歩かなければならないところも、
遊歩道が整備されて、 歩きやすくなっています。

私が行った5月は 青々とした大きな樹木が日光を遮り、
ひんやりとしてともて気持ちがよかったです。
等々力渓谷のそばに、等々力不動尊と不動の滝があります。
平安時代の頃っから役(えん)の行者の霊場として関東一円に知れ渡り、
各地から修行者が来て、 滝に打たれていたそうです。

水が出るところをよく見ると、龍と思われる顔になっています。

滝の隣には、茶店があります。
おいしい茶屋を紹介する本にも紹介されていました。
野鳥の鳴き声や、自然のマイナスイオンを感じながらいただく一服のお茶は、また格別なものでしょう。

階段を登り切ると、平安時代に建てられた等々力不動尊があります。
真言宗中興の租とされる興教大使が 不動明王から「関東に霊地がある。」
と夢でお告げられ、「山には、雲が漂い谷には清い泉がふき出していた」と
夢で見た風景と同じ風景をこの地で偶然発見したことがきっかけで建てられたと言われています。

春は、150本植えられた桜が一面を桃色で飾り、
そして若葉、青葉、もみじと移り、 1年を通して、
季節の移り変わりとともに自然を楽しめる場所となっています。

ひんやりとした空気の中に、逸話も加わり厳かな気配が漂う等々力渓谷は、
世田谷のパワースポットと言ってもいいのではないでしょうか。

帰りは足の赴くままに帰りました。

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